芸術鑑賞(6年)
出前授業で、菱田春草の「落葉」を鑑賞しました。
実物大のレプリカを前に、季節はいつだろう?時間はいつ頃かな?場所はどこだろう?
みんなでいろいろな意見を発表し合いました。
「落葉」を書いた翌年に春草は亡くなりましたが、これを描いている頃にはもう病気を患っていて、体調のいい日しか制作活動ができなかったそうですが、このとき春草はどんな気持ちでこの絵を描き続けたのかな?など、作者の心情にも迫る、大変高度な鑑賞の授業となりました。
みんな、活発に意見を言っていて、いろんな絵の見方ができました。
6年生が、情景や心情を想像して、言葉で表現するたびに、講師の先生は子供たちの語彙力に驚いていました。
最後の感想では、「美術館に行って、いろんな絵を見てみたい」という感想や、「自分とはちがう感じ方をしている人がいて、おもしろかった」という感想がありました。
講師のマッキー先生からは、「絵の感じ方はいろいろでいいんだよ、自分と違う感じ方をする人もいる、それでいいんだよ」と教えていただきました。