版画
今日の2限目は3つの学年が版画を作っていました。
2年生は紙版画です。
下絵をかいていよいよ紙版画にしていく段階です。紙を切ったり、はったりの作業になります。
4年生は木版画です。
今は彫刻刀で彫っているところです。白くなるところと、黒くなるところを考えながら掘っています。
6年生も木版画です。
6年生は早く始めていますので刷りの段階です。むらがないように、たっぷりインクを付けて刷っています。
紙に印刷してみて、手直しをします。
版画は絵と違い、掘っている段階ではどうのように刷り上がるか、わかりにくいところがあります。また、筆と違い彫刻刀を扱いにくく怪我をするおそれもありますが、幾つかの種類があるので、うまく使えば、いろんな線を出すことができます。
扱いにくいから、怪我をするかもしれないから、丁寧に扱い、工夫も生まれるのだろうと思います。根気も必要になります。
今は全ての学年が版画に取り組んでいます。学年が上がるにつれて、作品が繊細で手間のかかったものになっていきます。そんな作品の見方もできる冬の風物詩です。