タブレットを使いこなす子どもたち
4年生の国語の授業です。「アップとルーズで伝える」という説明文の導入でした。
「アップ」「ルーズ」という言葉の意味をしっかり捉えられるよう、まず始めに、クラスを半分に分け、片方にアップで撮られた写真を、もう片方にルーズで撮られた写真をタブレットに配付します。
子どもたちは、その写真を見て気づいたことを各自が文章で入力していきます。その後、子どもたちの書いた気づきをもとに、全体で共有し、相手チームの絵を想像していきました。
それぞれに配付された絵を見ることで、子どもたちは、なんとなく「アップ」と「ルーズ」という言葉の意味が理解できるようになっていました。
次は、学校生活の様々な場面の写真がアップで撮られたものか、ルーズで撮られたものかを考えるゲームです。
「アップ」「ルーズ」の言葉の意味が理解できたところで、いよいよ教科書に入りました。タブレットに教科書の本文が配付され、先生が読むのを聴きながら、教科書にある5枚の写真を本文の適切な場所に動かしていきました。
ノートも鉛筆も、そして教科書も用いず、タブレットのみの授業でした。子どもたちにとってタブレットは文房具、いや教科書のように感じた一時間でした