もしものときに備えて
6月28日(水)。75年前の今日6月28日の夕方、3,700人以上もの大切な命が奪われた福井地震が起こりました。地震の規模を表すマグニチュードが7.1、震度6という大きな地震でした。
今日は、いつ起こるか分からない地震や火事にどう備えるかを考えるために、避難訓練を行いました。地震が起き、調理室から火災が起きたという想定です。事前に学習した通り、地震発生の放送とともに、子どもたちはシェイクアウトで安全を確保しました。
調理室からの出火で避難指示の放送が入り、子どもたちは一斉にグラウンドに避難しました。
消防署の方からは、避難訓練に慣れてしまったせいか、しゃべり声が聞こえてきたというご高評をいただきました。また、5月に起きた地震を振り返り、地震が起きたら倒れやすいものからできるだけ離れること、家の中でも素足ではなくスリッパを履くとよいことなどを教えていただきました。
その後、全校児童が煙体験も行いました。煙をなるべく吸い込まないよう、ハンカチで口を覆いながら姿勢を低く保ち、煙の中を壁伝いに歩きました。
いつどこで起きるかわからない災害時に、正しい判断と適切な行動がとれるよう、今日の避難訓練をよく振り返り、課題を改善していきたいと思います。